球越しのショット

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初心者の方向けの記事です。

ゲーム中にこのような場面に遭遇したことはないでしょうか?

手球のすぐ手前に邪魔な球があって、撞きにくい状況です。

ビリヤードを始めたばかりですと、レストの組み方もまだそんなにバリエーションが多くないと思うので、このような状況で手球を撞くこと自体かなり難しく感じると思います。

そこで今回は、このような時の対応の仕方を紹介します。

一般的にレストの組み方は「スタンダード」と「オープン」、大きく分けて2種類ありますが(レール際で使う「レールレスト」も含めると3種類)、このような時は主に「オープンレスト」を使います。

【レストの組み方書いてます↓】

Step4、キューを持って構えてみよう!
それでは実際に構えてみましょう。 まずは全体図を(右利きです)。 こんな感じです。 細かく見ていきます。 まず左手の形ですが、組み方が大きく3種類あります。 まず1つ目。 スタンダードレスト(スタンダードブリッジ)と言います。 左手でOKサ...

ただ、そのままでは邪魔球を越えて手球を撞くことはできないので、それを「立てて」使います。

こんな感じです。

この時にポイントとなるのが、

1、親指以外の4本の指の第3関節をしっかり曲げること(第1、第2関節は、高さの調整でわずかに曲げたりはしますが、基本的には伸ばします。)。

2、親指は離さずに人差し指につけること。

です。

わかりやすくするために、よくある間違った形を。

4本の指の第3関節が真っ直ぐになってしまっていて、キューを乗せる「土台」を作れていません。手の甲はラシャに対して「垂直」ではなく、極端にいうと「平行」になるようにします。

親指が離れてしまっていて、キューが乗る場所が曖昧になっています。キューが乗るのは「親指」ではなく、親指と人差し指の関節の間の「溝」です。

番外編としてこちらも。

メカニカルブリッジを縦に使う方法です。

中には上記のレストを組むと痛みを感じてしまう方もいらっしゃるかと思うので、そんな方はこちらの方法をお試し下さい。

球越しのショットを撞く機会は今後何度もあると思います。なるべく早い内から練習して慣れておくようにしましょう。