利き目はどっち?

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皆様は、利き手や利き足の様に「利き目」というものがあるのをご存知でしょうか?

物や景色を見る時に「無意識で良く使う方の目」のことです(「良く見える方の目」ではないです)。

ビリヤードでは、厚みを見る時にはこの「利き目」を使うと言われていて重要視されています。

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ただ実際には反対の目も使いながら、距離を把握したり、立体的な捉え方をしたりしているので、全てを利き目だけで処理しているわけではないのですが、それでも少し利き目を意識してプレーすることで厚みを捉えやすくなることもあるようです。

そこで、「自分の利き目がどちらかわからない。」という方の為に、簡単な利き目の調べ方を紹介します。

1、片方の手でOKサイン(親指と人差し指で〇)を作り、顔の前で腕を伸ばす。
2、少し遠くのものを目印として決めて、その目印を1で作ったOKサインの〇の真ん中に入れるようにする。
3、ウィンクするように片方ずつ目を瞑る。

すると片方は〇から目印がズレ、片方はズレないはずです。

この時ズレないのが利き目です。

ちなみに参考までに利き手と利き目の組み合わせの人口における割合は、

・利き手右、利き目右 74%
・利き手右、利き目左 8%
・利き手左、利き目左 16%
・利き手左、利き目右 2%
(出典「セレンディピティ」様)

となっているそうで、ほとんどの方は利き手と同じ側の目が利き目のことが多いようです。

皆様の利き目はどっちだったでしょうか?

ビリヤードのフォームは基本的に「顔の真下、あごの真下にキューをセットすると良い」と言われていますが、たまにそのフォームでは「真っ直ぐが真っ直ぐに見えない…。」という方がいらっしゃいます。

そういう方は、構える際に少しキューを利き目の下側にセットすると見え方が改善されるかもしれません。

試してみて下さい。

ただし注意点として、日によって、あるいは対象物の距離によって利き目が変わる、というようなことも人によってはあるようなので、少し不安定に感じる方は定期的に確認された方が良いかもしれません。

また、真っ直ぐが真っ直ぐ見えるようになっても、結局は真っ直ぐ撞くことが出来なければ球は入りませんし、フリ(角度)のある球では、そもそものイメージボールが違っていたら入りません。

利き目だけで全て解決!とはならないですが、今回のこの「利き目」の件、知っておいて損は無いと思います。