私香川、小中高はずっとサッカー部でした。
プロになれるほどの腕(足?)は無かったのですが、自分なりに毎日一生懸命やっていました。
そして現在は、ビリヤードという全く違う類のスポーツでプロとして活動しています。
そこで今回は、
ビリヤードはサッカーと比べてどこが難しいか?ということを考えてみました。
色々な面があるとは思うのですが特に自分が感じる違いとしては、ビリヤードはサッカーと比べて、
「考える時間が多く与えられている」
という部分で、そこがゲームを難しくしている要因だと感じています。
サッカーや卓球、格闘技など、常に流動的で反射的な動きを求められる、
「動のスポーツ」(自分が勝手に名付けた呼び方です)
これらは、いちいちゆっくり考えてたらやっていけないようなリズムでゲームが進行していくので、ある意味余計なことを考えてしまう可能性が低いと思います。
ただもちろん、
だからと言って「動のスポーツ」が簡単、と言っているわけではないです。
「静のスポーツ」と比べるとフィジカル的な要素をより多く求められますし、ゲームの前後やプレー中の様々な局面に於いてメンタル的な要素も当然求められます。
(PK戦は「静のスポーツ」かな?)
「動のスポーツ」であれ「静のスポーツ」であれ、世界一を目指すのであれば、同等の努力が必要だと思いますし、そのスポーツを心から好きである必要があると思います。
その意味ではどちらも平等に難しく、平等に素晴らしいものだと思います。
ただあくまでも、
「考える(考えてしまう)時間があるかないか(多いか少ないか)」
という面だけに絞って考えると、「静のスポーツ」の方が圧倒的に多いと思いますし、そこが難しさだと感じています。
では「静のスポーツ」にはどんなものがあるかと言えば、
まずはもちろんビリヤード。
あとはゴルフなども代表的ですね。
これら「静のスポーツ」は、ほとんど日常生活と変わらない様なリズムでゲームが展開していき、「考える時間」がたっぷり与えられています(ビリヤードに於いては近年、45秒ルールや30秒ルールといった時間制限がありますが、卓球のラリー1球にかかる時間と比べたら「たっぷり」ですよね)。
この「考える時間」がゲームを難しくしていると自分は感じます。
悪いイメージが浮かんだり、ネガティブなことを考えてしまったり、つまり「余計なことを考えてしまいがち」ということです。
だからこそメンタルが試されますし、「静のスポーツ」は一般的に「メンタルスポーツ」と言われるのだと思います。
ということで、今回は個人的な考察を書いてみました。
【メンタルを鍛える練習↓】

【ビリヤードに活かせる「メンタル本」の紹介です↓】
