まずはこちらをご覧ください。
この様に的球9個の菱形状のかたまり(ラックと言います)を崩すショットを「ブレイクショット」と言い、このショットからゲームが始まります。
今回はこのブレイクショットの練習です。
ではまずラックを組んでみましょう。
その際、一昔前はこの様な三角形の道具を使っていました。
しかし今はさらに良い道具が開発されています。
ラックシートと言います。
ほとんどのビリヤード場には用意されていると思いますが、万が一見当たらなかったら店員さんに聞いてみて下さい。
シートに空いている穴の上に的球を1個ずつ乗せていけば、どなたでも簡単にきれいにラックを組むことが出来ます。
並べ方ですが先頭に1番、真ん中に9番、あとのボールはどこに置いても構いません。
最後に、ボール同士隙間が無いかチェックして下さい(隙間があるとブレイクショット時に的球があまり散りません。特に先頭の3個はしっかりと確認してください。)。
次に手球の置き場所ですが、とりあえずこのエリアであればどこでもOKとなっています。
ただ、出来れば中心付近ではなく、「レール近くから当てた方が的球が入りやすい」というデータがあるので、極力この様な場所からブレイクするのが望ましいです。
あとはこの場所から先頭の1番に向かって、真っ直ぐ、出来るだけ早いスピードで当てます。
上級者になってくると、さらにスピードを上げるために体全体を使ってショットしたりもすることもあるのですが、とても難易度が高いので、まずは腕の振りだけで正確に速く当てられるよう練習していきましょう。