Step7、的球を入れてみよう!(角度あり編)

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角度のある的球を入れる練習をしましょう(ちなみにビリヤード業界では、手球と的球とポケットが作り出すこの角度のことを「フリ」と言います。覚えておきましょう。」

この際に重要となるのが、「イメージボール」という考え方です。

まずこのようにセットします。

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手球はフットスポットの上。
的球は前回練習した直線の配置より少し右にずらしてセットします。

この的球をポケットに入れる時、手球をどこに当てれば入るのか?を可視化する考え方をイメージボールと言います。

IMG_3554

この様に、狙うポケットの中心と的球を直線で結び、その直線上で的球の後ろにもう1つボールを置きます。

IMG_3566

これがイメージボールです(この画像の場合、黒の8番がそれに当たります)。

このイメージボールの位置に真っ直ぐ手球を撞くことが出来れば、的球はポケットに向かう仕組みになっています(厳密にはスピードやスピンによって若干変わりますが、現段階ではあまり気にしなくて大丈夫です)。

では練習の第一段階として、まずはイメージボールを置いたままショットしてみましょう。

入ったと思います。

これを何回か繰り返して、的球に対してどれくらい手球をずらして当てるかを覚えましょう。

この時に手球の位置から見ると、イメージボールと的球とで重なって見える部分があると思います。
この重なりを「厚み」と言います。これから先この「厚み」をいかに見極めるかがかなり重要となります。

ある程度把握出来たら、今度はイメージボールなしでショットしてみましょう。

出来ましたか?

もし外れてしまった時は、左右どちらに外れたのかを必ず確認するようにして下さい。

この配置の場合、ポケットの右側に外れてしまった時は、実際当てるべきところよりも重なりを多く撞いてしまったということなので「厚く外した」「厚すぎた」などど表現します。

反対に左に外れてしまった場合は、実際当てるべきところよりも重なりを少なく撞いてしまったということなので「薄く外した」「薄すぎた」などど表現します。

この「厚い」「薄い」は今後何度も使う表現ですので、練習しながら覚えるようにして下さい。

Step8、手球の動きを学ぼう!(真っ直ぐ偏)