プレーを始める前に少し道具の勉強をしておきましょう。
まずはこちらから。
ビリヤード台(ビリヤードテーブル)です。
実は色々なサイズのものがあるのですが、日本で一般的に多く使われているのがこちらの9フィート台と呼ばれるもので、縦が約290㎝、横が約160㎝くらいです。台の中には、安定性を維持する為1枚約100㎏の石盤が3枚敷かれていて、総重量は約400㎏くらいです。その石盤の表面にラシャと呼ばれる布が張られていて、その上でプレーすることになります。
ポケットと呼ばれる穴が全部で6つあり、角の4つをコーナーポケット、横の2つをサイドポケットと呼び、サイドポケットの方が少しだけ入り口が広い作りになっています。
4辺はクッションと呼ばれるレールに囲まれていて、そのレール上には等間隔に目印(ポイント)があります。これはゲーム中にクッションを使ったショットをする際などに目安として使ったりします。
次はこちらです。
ボールです。
大きく分けて2種類です。
数字が書いていない白いボール、これを手球(キューボール)と言います。
数字が書いてあるカラフルなボール、これらを的球(オブジェクトボール)と言います。
次はこちらです。
キューです。
これで手球を撞いてプレーします。先端にはタップ(動物の革などで作られています)が付いていて、手球を正確に捉えたり、スピンをかけたりすることが出来るようになっています。
長さは大体140~150㎝くらい、重さは大体500g強です。また、真ん中にジョイントと呼ばれるネジがあり、大抵のキューは2分割して持ち運ぶことが可能です。
皆様もこの先ビリヤードにはまっていけば、きっとマイキューを持ちたくなると思いますが、お店で無料で借りることも出来るので最初はそれを使いましょう。
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チョークです。
黒板などに字を書くあのチョークとほぼ同じ材質です。
先述したキュー先にあるタップに塗ることで滑り止めの役割を果たし、ミスなく手球を捉えることが出来るようになります。
最初は塗ることを忘れがちになるものですが、実はかなり重要な道具の1つです。プレーする際は必ず塗りましょう。
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メカニカルブリッジです。
少し名前が長いので通称でレストとも言います。
これは、手球が遠すぎて撞くことが出来ない時に用いる補助道具です。
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ビリヤード台の横に設置されているのでご確認下さい。
以上です。
他にも色々と道具はあるのですが、まずはこれらを抑えておけば問題ありません。